05 人と人の関わりは水滴が水に落ちることと1つだけ違うのかもしれない。 水面にできた波紋は、いつか消えてなくなる。 しかし、人と人が関わることで生まれた波紋は永遠に消えない。 06 自分の弱さを認めたとき、人は強くなれます。 人は誰しも 大切な人に願うその人を分かりたいその人に 分かってほしいしかし 分かり合いたいと願えば願うほど人と人は違う…人は しょせん 孤独だと気付かされる人は 結局 分かり合うことはできないんだろうか人は誰しも 大切な人に願うその人を 分かりたいその人に 分かってほしいしかし しょせん 人は孤独だ完全に他人と分かり合える日など永遠に訪れないのかもしれないそれでも諦めずその大切な誰かと分かり合おうとする思いが…自分の居場所をつくるのかもしれないそして居場所を手に入れた人は…強くなれる人は裏切る傷つける 怒る 泣く人間は重たい 人間は難しいひとりが楽07人には 必ず過去の過ちや傷と向き合わなければならないときが来るそれは 大切な人や 自分さえ 傷つけることもある自分の弱さに負けそうになることもあるそれでも逃げずに 乗り越えたとき新たな絆が紡がれていくのかもしれない08楠神は 特別なんかじゃない人の役に立ちたいそしたら ここにいてもいいそんなふうに認めてもらえるような気がするそういう気持ちは 誰にでもあるきっと 楠神も 本気で思ってた人を救いたいそれが 自分の役割だしかし 人一倍 純粋だからこそ踏み越えちゃいけない一線を越えようとしたその結果楠神の思いも寄らないところでその研究が 犯罪を生んでしまったのかもしれない一度 傷つくと 人は臆病になる再び傷つくことを恐れて新しい一歩を 踏み出すことができなくなってしまうしかし 自分の役割を知ったときその弱さを 乗り越えることができるのかもしれない大切な誰かのために役割を果たそうその使命感が新たな一歩を踏み出す勇気になる09でも 何で 縁のことスカウトしたんですか?性格に難ありって 聞いたからえっ?組織の中で難があるっていうことは不器用で流されないっていうことでしょそういう人間 大好物なの何 言ってんだ お前…こらえてる憎しみに のみ込まれないようにでもこのまま のみ込まれて正気を失ったら…楽になれる気がする憎しみも 禁断の果実かもな正気を失って 楽になれば必ず罰が下る憎しみに身を任せれば身を滅ぼすアダムとイブは なぜ 禁断の果実を食べたのかそれは 蛇に唆されたからだ神は アダムとイブに激怒してその子孫である人間にまで多くの苦しみを与えた人は みんな心の中に 蛇を飼っている禁断の果実が目の前に現れたときその蛇は目覚め 人は試される傲慢さに のみ込まれてないか秀でた能力は正しく使われてるか憎しみに 溺れてないか蛇は見ている禁断の果実の前で人は どこまで 罪を犯さずにこらえきれるのか10記憶は本来 いつか忘れてゆくものだゆっくりと思い出すことが 減っていき思い出そうとしてもどこか曖昧になってある時 ふと 忘れたことに気付くどれほど忘れたくないことでもそのときは いつか 必ず やって来る憎しみは どうだろう記憶のようにいつしか ふと 消えることがあるんだろうかまず 失った悲しみを受け入れることあなたのために人間は強いいつか 乗り越えられる憎しみさえもそんな強さを持ってるしかし 憎しみを乗り越えたその瞬間から大切な誰かのことをゆっくりと忘れていくことが始まるのかもしれない11ユングは言った 人は 自分自身については暗闇の中にいるのも同然つまり 人は 自分のことが一番 分かってないユングは言った人は 自分自身については暗闇の中にいるのも同然この言葉には 続きがある自分を知るには 他人の力が必要それは 仲間かもしれないし家族や 恋人かもしれないその出会いが時に悲劇を生むこともあるそれでも あらゆる出会いには意味があり…人を 絶え間なく変えてゆく