屋外で使用するステッカー制作

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車や看板用として宣伝や装飾のために、屋外での仕様が想定されているステッカー制作の場合、長期間外で使用しても色が抜けにくい耐水性、耐候性の高いインクを使用します。それでも屋外で使用する場合には耐用年数の設定が難しく、用途によって異なりますがインクは3年から5年、印刷素材は合成紙だと1年から3年、塩化ビニルですと3年から5年位使用できます。これはあくまでも目安ですのでステッカーの張替えを検討する際にはこれより少し短めに見積もると良いでしょう。
また、擦れや摩擦によって色落ちが激しくなると予想される場所に使用する場合にはオプションの表面を保護フィルムで覆うラミネート加工を施すとフィルムで守られていまずので色落ちしにくくなります。

ステッカーの使用目的

屋外用ステッカー制作の場合、まず思い浮かぶのは店名やロゴを看板として使用する場合と営業車に店名やロゴを貼り付ける場合です。この場合風雨にさらされますのでラミネート加工を施しておいたほうが長持ちします。あと、高温になる場所で使用した場合剥がれてしまうインクがあることと、貼る面がまっすぐか曲がっているかによって最適な素材が違ってきますので注意してください。
あと使用方法として、宣伝用ポスターにしたりノベルティーとして配布する例があげられます。ノベルティーの場合は使用条件が想定できませんので丈夫な素材で制作する必要がありますが、ポスターの場合は短期間の宣伝でしたら合成紙でも十分保ちますし安く仕上がります。

ステッカーに使用される素材

まずステッカー制作に使用される下地ですが代表的な素材として合成紙ユポと塩化ビニル、PETの3つがあります。それぞれ用途によって使い分けられ、頻繁に張り替える場所には合成紙を、貼り替えを行わない場所で曲面に貼る場合は柔らかい塩化ビニル、平面の場合には硬いPETが使用されます。そして塩化ビニルとPETは下地の色が透明のものと白いものとがありますのでデザインに合わせて使い分けていきます。
ステッカーの固定に使用されている糊も通常の糊の他に少しザラザラした面に使用する強粘着糊、剥がすときにあとが残らない再剥離糊があります。紙の種類によっては組み合わせて使用できない糊がありますので発注する際に使用できる組み合わせかどうか確認してください。また強粘着糊でも凹凸が激しい場所では張り付かない場合があります。

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